企業情報

2021年3月 現在

ごあいさつ

ごあいさつ

弊社は昭和27年の戦後の復興期に、 前社長の大塚行雄が婦人服の生地専門店として創業しました。 物資が少ない中であっても、 当時のご婦人方には少しでもおしゃれを楽しみたいという気運が強かったため、 「フランスのパリのファッションモードを売る店」というイメージで「パリヤ」という屋号をつけました。
その後、昭和31年に有限会社パリヤを設立し、婦人服の既製品等も取扱うようになりました。幸いにして経営は順調で、レストランやベーカリーにも事業を拡大していましたが、彦根市内にも駐車場を備えた本格的な総合スーパー(GM S)が出店し始め、ようやく弊社もその重要性に気づき、本格的なスーパーマーケットへと事業を展開していきました。スーパーマーケットでありながら、 「パリヤ」という会社名は当時の名残なのです。
弊社は、全国でも最高レベルの本格的スーパーマーケット経営を志す50余りの企業からなる 「オール日本スーパーマーケット協会(A J S)」に加入し、経営のトップ、店長、バイヤー、チーフ等、それぞれの立場で交流を深め、常に情報交換を行っています。単品の1店舗当たりの販売量では、A J Sグループの中で全国1位の商品がいくつもあります。店舗数が少なくても販売量では上のクラスにあるのは、こういった日頃の研修の成果であると考えています。
弊社の経営理念は「誠実と信頼」です。まずはお客様に“誠実”に接すること。お客様の方を向いて商売するのではなく、お客様の側に立って店舗 ・売場・商品を見て商売をしていかなければならないと常に考えています。また、決して価格だけで競争するのではなく、商品の品質・鮮度・品揃え等の基準で同業他社より上を目指し、お客様からの“信頼”を得ていきます。その結果として、会社が発展し地域社会に貢献すること、 そして従業員が幸せになれることを目指しています。
今後の事業展開としては、生鮮食品と惣菜を中心としたスーパーマーケットを滋賀県束部に出店し、この地域で揺るぎのない企業にしていきたいと思っています。 そのためにも、 若い世代の人材が必要です。負けず嫌いで、 失敗を恐れずにチャレンジしていける方と共に、 これまで実践してきたことを新たな店舗で実現し、彦根を中心とした地域でどこよりも信頼される企業を目指していきたいと思っています。

代表取締役社長 大塚恵昭

パリヤのこだわり

もっと鮮度の良い商品を提供したいから

賞味期限がある商品は、 日付が古い物を前に陳列して古い物から売つてく「先入れ先出し」が一般的ですが、 「せっかく新鮮な商品があるのに、なぜ古い物を前に出して売らなければならないのか?」 と疑問に思い始めました。そこで、日付の違う商品は「前後」ではなく「左右」に陳列し、古い商品は値引きするという方法を導入しました。これによりお客様が増え、奧の商品を取ろうとして陳列が乱れるということもなくなりました。このように、私たちはお客様に対して、常に良心的に正直に商売をしたいと考えています。

返品・交換は何でも承ります

あるお客様がレジで精算を済ませた後、 商品をエコパッグに入れる際に誤って卵を割つてしまいました。 こんな時、 Pマートではすぐに別の商品と交換します。 どんな商品でも返品・交換が可能だからです。例えば、 「スイカを食べたけど美味しくなかった」 「風呂のフタの寸法が合わなかった」といった、無理に思える返品・交換も承っています。問屋に返品できるか等の損得は間題ではありません。お客様に対して常に気持ちの良いサービスをすることが私たちの信条です。 この行為に感動したお客様からお礼のお手紙をいただいたこともありました。

希望商品を聞いてアイテム数アップ

Pマートの品揃えは豊富です。それは、 お客様が希望される商品はできる限り取り入れるようにしているからです。お客様にとって興味のある商品だけでなく、興味のない商品まで売場にあることで、買い物がより楽しくなると考えています。「品揃えが豊富な店で選びたい」というお客様の気持ちに応えるようにしています。

安売りに走らず、商品のレベルを上げる

物が売れない不景気な時代だからこそ、 厳しい日で商品を見極め、 品質・ 鮮度・グレードを上げた商品を取り入れていきたいと考えています。ハイレベルな商品のアイテム数を増やすために、 アイテムごとに基準を決めて商品の見直しを行っています。 時間はかかりますが、 基準に沿った独自のアイテムを揃えていきたいと思っています。

生鮮と惣菜に強いスーパーマーケット

Pマートは現在、生鮮食品(青果・精肉・海産)と惣菜を合わせた売上構成比が51%を超えています。 500坪以上の売場をもつ、 同タイプのスーパーマーケットでは珍しいことです。生鮮・惣菜に強いこと。これはPマートの強みであり、目指してきたことでもあります。今後も、品質・鮮度がよく、品揃えが豊富。 そして、お客様側から見た店作り・サービスができるスーパーマーケットとして発展し続けます。

プライベートブランド商品

くらし良好
「くらし良好」商品は調味料・菓子一雑貨等、グロサリー中心の商品ですので、これ以外にも生鮮食品で同業他社と差別化できるP B商品を開発しています。 「くらし良好」商品とは、 オール日本スーパーマーケット協会(A J S)会員企業のみが取り扱うことができるプライベートブランド(P B)商品です。 本来、PB商品とは、ナショナルブランド(NB)商品にはなく、「こんな商品が欲しかった!」と思っていただけるようなものでなければならないと考えています。 「くらし良好」 商品は、A J S会員企業とそのお客様のニーズを反映させ、 メーカーと協力関係のもと開発した商品です。 品質はN B商品と同等、もしくはそれ以上です。彦根市内のスーパーマーケットでは、パリヤでしか取り扱っていません。

生鮮食品
パリヤが商品開発の基準にしているのは、 「差別化」 と 「独自化」です。他社とは方向性が異なる商品、もしくは全くオリジナルな新しい基準で作られた商品です。 ただ、 1企業で大手メーカーを動かすのは難しいため、パリヤと同じ考えを持つ企業が集まって 「商品開発研究会」 というグループを作り、 P B商品の開発を始めました。例えば、 「サンマみりん干し」 は品質も良く味にも自信があり、 どこにもないオリジナルな商品であったため、爆発的に売れたヒット商品です。その後、「ハタハタみりん干し」も開発しました。このような開発商品は、どれくらい売れたかをグループ内で競い合うコンテストを行い、お互いに情報交換をすることでよい刺激になっています。 「商品開発研究会」には、A J S会員企業以外にも全国から加入希望があり、平成22年10月現在では23社が加入しています。

会社概要

社名 株式会社パリヤ
設立 1954年6月(昭和29年)
代表者 代表取締役社長 大塚恵昭
資本金 2千万円
事業内容 スーパーマーケット事業
ベーカリー事業(パン製造販売)
従業員 正社員29名
パートアルバイト130名
本社所在地 〒522-8543
滋賀県彦根市長曽根南町472-2
主要取引先 滋賀銀行、関西みらい銀行、滋賀中央信用金庫、商工中金、大垣共立銀行

沿革

1956年10月
(昭和31年)

有限会社パリヤ 設立

1972年
(昭和47年)

株式会社に組織変更

1980年
(昭和55年)

スーパーマーケット スタート

1994年
(平成6年)

資本金1億8千万円に増資

2009年3月
(平成21年)

資本金5千万円減資

2016年10月
(平成28年)

株式会社 平和堂と業務提携

2016年11月
(平成28年)

資本金2千万円減資